田口高校の校章について

 昭和16年に創立された田口農林学校が、昭和23年の学制改革で総合高校になったとき、当時の職員・生徒から校章を公募しました。その中から選ばれた図案を基に制定されたのがこの校章です。
 校章の中にある四角は、田口の「口」ですが、田口高校が愛知の最北端にあることから、夜空に燦然と輝く北斗七星のように永遠の輝きの中で個人・学校・地域が発展していく事を願って星の形をしています。また、その回りの「T」で囲った円は、「田」を表すとともに、皆が手をつなぎ中を向いて心を1つにする姿を表しています。
 ちなみに、写真の校章は女子用の胸章です。


田口高校の校訓について

 田口高校創立40周年を記念して、校訓が新たに制定されました。それが、上にある「立志・忍耐・誠意」という校訓です。
        立 志   人の基礎は「立志」にあり。目標を樹立し、勇往邁進すべし。
        忍 耐   人生の勝利は「忍耐」にあり。辛抱強く、末永く努力を重ぬべし。
        誠 意   人生の成功は「誠意」にあり。正直に、真面目に、真心をもって生きるべし。

 創立40周年記念事業の1つとしてこの校訓を彫刻した扁額は現在、本館玄関に掲げられています。


田口高校の学校の木について

 田口高校創立60周年を記念して、学校の木を選定しました。
 当時の生徒会が中心となって、生徒・職員にアンケートをとって検討し決まったのが、ドウダンツツジです。
 ドウダンツツジは、初夏にはスズランのような壺形の花を総状に多数つり下げ、秋には鮮やかに紅葉する落葉低木です。庭園や生け垣などで使われることも多く、なじみ深い木の1つでしょう。
 奥三河にはごく普通に自生しており、また、「満天星」と書くことから田口高校の校章に込められた思いに重なるものがあるとして、学校の木に選定されたのです。
 下の写真は、創立60周年記念事業の1つとして玄関横に紅白1対で植栽されたドウダンツツジです。


2003.11.6.撮影 さて、どっちが紅でどっちが白でしょうか?答えは初夏になってから…

  こんな花が咲きます。

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